





なぜ不安や恐怖を感じるのか?なぜ悩み続けてしまうのか?
なぜ不安や恐怖を感じるのでしょうか?
なぜ悩み続けるのでしょう?
たとえ話です。
想像して読んでみてください。
あなたは、1人、夜の洞窟にいます。
真っ暗闇の中、出口を見ると、
月明かりに照らされ、
何かが洞窟の外に見えます。
岩なのかな?
黒ヒョウなのかな?
何か得体のしれない「怪物」かな?
洞窟の外までの距離は約10mほど。
じーっと見ていると、
「それ」が月明かりの下で動いたような気がします。
あれは岩なのか、それとも怪物なのか?
恐怖感や不安が胸いっぱいに広がっていきます。
手元に懐中電灯はありません。
確かめるには、
「それ」に近づかなければ分かりません。
しかし「それ」が怪物であった場合、
襲われる可能性があります。
「それ」がいつ襲ってくるのか分からないと思い、
恐怖と緊張と不安が時間がたつごとに増大し、
胸をぎゅっと苦しめます。
緊張と不安で、固くこぶしを握り、
肩と首がガチガチになるくらい力が入り、
恐怖で冷や汗がじっとりと出てきます。
頭が恐怖に支配され、
「それ」が呼吸をして、
動いているように感じ、
「それ」は「怪物」に違いない。
あいつはこっちが、
眠ったとたんに食い殺しにくるんだ。
武器も何もないし、
「怪物」に人が勝てるわけはない。
こっちが少しでも動いて気配を感じた途端に、
襲ってくるかもしれない。
油断はできない、動いちゃだめだ。
じっとして、朝まで頑張ってやり過ごすんだ。
朝日が昇れば夜行性だったら諦めるかもしれない。
でも、今はじーっと気配を探っているだけだが、
朝日が洞窟に差し込みこっちの姿が見えた途端、
襲ってくるかもしれない。
恐怖で固まり、震えながら何時間も「あれ」を見続け、
心も体も極度の緊張から過労と発汗で、
ついには気絶してしまいます。
そして目覚めると、
夜の洞窟にいます。
真っ暗闇の中、出口を見ると、
月明かりに照らされ、
何かが洞窟の外にいるような気がします。
いかがでしたでしょうか。
これが、
なぜ不安や恐怖を感じるのか?
なぜ悩み続けるのか?
のシステムです。
「あれ」を嫌な人や事に置き換えてみて、
もう一度、お読みいただけると、
より分かりやすいかもしれませんね。
恐怖・不安・悩みの原因が分かりましたか?
恐怖・不安・悩みは、
「推測」や「憶測」することで生じ、
「推測」「憶測」が増大して
「妄想」となりす。
「妄想」は際限なくマイナス方向に膨らみ続けます。
妄想にとらわれマイナス方向で心が止まっている状態が、
恐怖・不安・悩みスパイラル(繰り返し)です。
うつ状態と言ってもいいかもしれませんね。
恐怖・不安・悩みから自分を解放するには、
「ありゃ100%岩だろうけど、怪物だしても、
食われたら食われたで仕方ないね」と、
腹をくくり「それ」の事は忘れて開き直り、
力を抜き、リラックスして寝てしまう事です。
そんなに超楽観的にはなれないよ!
とおっしゃる方の方が多いかもしれませんね。
開き直れない場合は、原因と向き合うことです。
勇気を出して「それ」が何か確認しに行き、
「岩」なら何でもないのでほっておく。
「怪物」の場合は、
自分だけではどうにもならない悩み事や、
自分以外の人がかかわっているようなことや問題、
であるということです。
自分がなんとかできる範囲を超えているので、
助けを求めたり、
時が解決するのを待つことが最善です。
不安や恐怖感で苦しく、生活に支障をきたしている場合は、
セラピーを受る事をおすすめします。
*セラピーでは何をするの?
不安や恐怖を突き詰めると、
恐怖はただの「岩」の場合がほとんどです。
何を恐れているのか、「恐怖感」を、
分解して、
「思い込み」=「妄想」がいくつあるのか?
に「気づき」、恐れる事ではないと、
実感するサポート。
そして、実感した「不安や恐怖」からご自身を解放し、
行動や考え方を変える事で、
「妄想」から離れ、
楽観的に生きるサポートをするのが、
セラピー=カウンセリングや催眠療法です。
◎カウンセリング・催眠療法(ヒプノセラピー)・瞑想指導をやってる、
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